使い終わった炭の管理方法をご紹介します。不純物を吸着する性質を持つ備長炭は、吸着した水分が急に加熱されると中の水分が膨張して爆ぜることがあります。
これを防止するのためは、備長炭にできる限り湿気を吸わせないよう保管することが大切です。

炭の保管方法
使わなかった炭はビニール袋に入れ、なるべく湿気が入らないようにしっかり閉めて保管します。
一旦空気に触れた炭は湿気を吸収しやすいため、なるべく風が通る場所での保管をおすすめしています。

使った炭
一度着火した炭は、水ではなく火消しつぼで消化し保管するのがおすすめです。
火消しつぼは蓋を閉めることで酸素が遮断され、10分〜15分で火が消えます。そのまま保管もできるため再利用がしやすいです。
水で消化したい場合
炭は使い切るか、火消しつぼを使うなど火が消えるまで待つのが最適ですが、どうしてもすぐに火を消さなければならない時は水に浸けます。水に浸けた状態で一晩置き、その後1日天日干しにし完全に水分を乾かします。
※乾きが甘いと、爆ぜる可能性が高くなります。